ホップの風味に富んだ、イキイキと爽快なペールエール。 言葉にできないほど複雑で奥が深く、日本の美学の究極の価値「バランス」をしっかりととらえている。いまでも、あとでも、明日でも、その次の日でも毎日でも飲みあきない理想的なビールである。
The Label Speaks
日本は、世界中の人々に「日出る国」として知られている。そして、日本人にとって富士山は国を象徴する自然のアイコン。ライジングサン ペールエールは、職人魂という、日本の伝統文化を象徴するものである。
Bryan’s Comment
「数あるエールビールの中でペールエールは、ラガービールの中のピルスナーのようなもの。皆が好むスタイルは、広く醸造され多くの人に愛されている。もし、私が神様に咎められ「残りの人生では、数種類のビールしか飲んではいけない」と言われたら、ライジングサン ペールエールは、そのリストに入るだろう。」
Bryan’s Brewing Notes
ホップは、ビールのスパイスである。熱い麦汁に加えるのか、それとも熟成中の冷たいグリーンビール(若ビール)に加えるのか、そのタイミングによって完成したビールの苦みや、風味と香りが違ってくる。一般的には、麦汁の煮沸工程の早い段階で加えられたホップは苦みを与え、モルトから生まれる甘さと絶妙なバランスを与えてくれる。そして、煮沸工程の後の方で加えられたホップは、さまざまな風味と繊細な香りもたらしてくれる。
また、一次発酵を終えた冷たいグリーンビール(若ビール)にホップを加える「ドライホッピング」という伝統的な製法もある。ドライホッピングには、ひとつの目的がある。それは、アロマティックなホップオイルとホップの樹脂をビールに浸すことにより、フルーティ、またはフローラル、スパイシーと表現される絶妙なブーケを造り出すこと。ブルワーによって、ホップはいくつかの形で使われており、「ホールフラワーコーン=生ホップ」、ペレットや抽出物(エキス)がある。
ホールフラワーコーン(生ホップ)は、もっともナチュラルで最小限の加工しかしていないホップの形態のこと。何かを加工すればするほど、個性は失せてしまうと私は信じている。私たちは、ホールフラワーコーン(生ホップ)だけをベアードビールに使っている。この手法は、古くから伝わるもので、最近はほとんど聞かれないが私は、心から「ホールフラワーコーン(生ホップ)」の個性の方がすぐれていると絶対的に信じている。ライジングサン ペールエールでは、主に、シトラスと松のような素晴らしいキャラクターがあることで知られている、アメリカ北西部の太平洋岸で栽培されたホールフラワーコーン(生ホップ)を使っている。ライジングサン ペールエールは、私たちの代表的なドライホップビールのひとつ。
ホールフラワーコーン(生ホップ)がビールに与える見事な個性を体験したいと思っているすべての人にお勧めする。
Ingredients
水 クリーンな軟水 ( 地域の源泉水 )
麦芽 フロアモルテッド・マリスオッター、キャラメル
非麦芽 ローストバーレィ
糖類 国産氷砂糖
ホップ 生ホップ ( ペレット、抽出物は不使用 )- 各種
酵母 ハウス酵母 ( スコティッシュ・エール )
Spec
アルコール度数 5.5%
初期比重 12.5
最終比重 2.8
苦み (IBU) 34
色 (SRM) 5
4562374801042/p1