Fruitful Life Citrus IPA フルーツフルライフシトラスIPA

柑橘系の個性を持つホップをふんだんに使用したインディアペールエール。今年は、地元産のだいだいと夏みかんの2種類を加えた。そしてその個性は、弾けるようにいきいきとし、スパイシーで、喉の渇きを最高に癒してくれる。

The Label Speaks

クラフトビールを造る事は大変な仕事である。土地を耕しフルーツを造ることもそうだ。そして、醸造用の下ごしらえとして、フルーツを丁寧に手作業で絞ったり、薄皮を削ったりすることもそうだ。でもそれらは、手間や時間がかかるきつい労働だとしても、本質的には大変満足できるものである。このラベルはいろいろな柑橘系の果物を収穫して皮を剥いたり果汁を絞ったりしているところをモチーフにしている。漢字は豊と命の二文字を用い、大地の恵みへの感謝と、生命や人生の尊さや素晴らしさを表現した。

Bryan’s Comment

「一般的にフルーツビールは、ブルワーやビール通の間からは、敬遠されがちだ。なぜなら、その多くは、フルーツエキスを加えただけとか、ビールが苦手な人のために造られたものだからだ。だが、ベアードは違う!私達は、その時期に旬の本物のフルーツだけを使う。フルーツも発酵の段階から加えるのだ。すでにビールとして品質の高いおいしいビールにフルーツを加え、味にアクセントやニュアンスを与える。ベアードのフルーツビールは、まがいものではない!」

Bryan’s Brewing Notes

静岡県は、その温暖な気候から、柑橘系のフルーツの名産地だ。醸造用として使用する地元産の柑橘系のフルーツの中でも、僕が特に気に入っているのは「だいだい」。それは、グレープフルーツと同じ位の大きさで、アロマはさらにスパイシーでフレーバーはもっと甘酸っぱい。柑橘系の個性を持つホップと組み合わせると、その個性はより際立つ。実際に飲んでみると、どこからがホップなのか、どこまでがフルーツなのか区別がつかない程。私に言わせると、良質のフルーツエールの秘密は、そこなのだ。今年は、だいだいの他に地元産の夏みかんを加えた。これもだいだいと似た甘酸っぱくアロマティックな個性を持つフルーツだ。これらのフルーツと柑橘系のホップを加えた結果・・・最高のマリアージュとなった!

Ingredients

水 クリーンな軟水 ( 地域の源泉水 )
麦芽 フロアモルテッドマリスオッター&ピルス、ウィート、ウィーン
非麦芽 ローストウィート
糖類 国産氷砂糖
ホップ 生ホップ ( ペレット、抽出物は不使用 )- 各種
酵母 ハウス酵母 ( スコティッシュ・エール )
その他 地元のだいだい、夏みかん ( 皮 & 果汁 )

Spec

アルコール度数 7.0%
初期比重 14.5
最終比重 2.0
苦み (IBU) 65
色 (SRM) 4.5

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